【食虫植物】イトバモウセンゴケ

Drosera filiformis(イトバモウセンゴケ)

ナデシコ目 モウセンゴケ科 モウセンゴケ

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Drosera filiformis all red

 本種はニュージャージー州からフロリダ州までの大西洋側の海岸平野に広く分布している。サラセニアやハエトリソウと同じく鱗茎を持っており、冬は冬眠するタイプのモウセンゴケである。名前の通り糸のような長細い葉を生成し、広範囲にわたる腺毛が特徴的である。

 

育て方

 日当たりの良い場所を好むが、夏場は遮光下に置いた方がよい。他のモウセンゴケと同じく保水性と通気性に優れた土壌を好むため、ピートモスをメインとした配合土や水苔(生水苔との相性はあまり良くないらしい)で栽培するとよい。冬場は霜の当たらない場所で寒さに当て、必ず冬越しさせる必要がある。