【食虫植物】モウセンゴケ

Drosera rotundifolia (モウセンゴケ

ナデシコ科 モウセンゴケ科 モウセンゴケ

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Drosera rotundifolia

 本種は北半球の高地や寒冷地の湿地帯に広く分布している。日本では全国の湿地帯に自生しているが、環境の変化や開発により年々数を減らしている。

 東海大学の研究によると、本種は喘息などを抑える効果があり、ヨーロッパでは伝統薬としても利用されている。しかし、モウセンゴケの減少に伴い、その代替品としてアフリカに自生する種(近縁種であるアフリカナガバモウセンゴケと推測される)が大量に採取されているという。

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 本種は日光を好むが暑さに弱い。生育サイクルとして温帯地域では夏、冬に一旦成長が止まり、春、秋に再び葉を生やすといったものもあるようだ。

 

育て方

 基本的に他のモウセンゴケと同じく保水性、通気性がよく肥料のないものを好む。しかし、本種の場合暑さに弱いため、50%ほどの遮光を施す必要がある。