Nepenthes ampullaria (ツボウツボカヅラ)
・ナデシコ目 ウツボカズラ科 ウツボカズラ属
本種はマレー半島、ボルネオ、ニューギニアなどに広く分布しており、低地性の多湿を好む種である。壺は二形状あり、下部は球状のつぼ型で枯れ葉を栄養源とするために特化している。上部は漏斗状であり捕虫に特化している。
・育て方
Nepenthes alataと同様、強健種で特別な設備は必要としない。しかし、本種は高温多湿種であるため、冬場は20度を下回ると捕虫葉の生育に影響が出る。遮光(50%)下で35℃程度は耐えてくれる。乾燥に弱いため定期的に株を濡らしてあげる。
・用土
鹿沼土やピートモスを配合したものを要すれば問題ない。枯れ葉は栄養価の問題があるため敷く必要はない。