【食虫植物】ネペンテス アラータ

Nepenthes alata(ヒョウタウツボカヅラ)

 ・ナデシコ目 ウツボカズラ科 ウツボカズラ

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Nepenthes alata

 本種はマレーシア、フィリピン、ボルネオ島にかけて広く分布しており、国内においては最も普及している種といっても過言ではない。しかし、ホームセンターにて本名義で販売されている多くの種が交配種や品種改良種であり、原種の中には曲者があるようだ。

 

・育て方

 低地性で湿度を好むが、特別な設備を施す必要はない。夏場は遮光すれば40℃近い気温にも耐えてくれる。冬場は基本室内に取り込み、20℃前後で明るい場所に保管する。

 葉の赤い「レッドアラタ」として販売されている種もあるが、本種とは全く別の種(N. xRebecca soper (gracillima x ventricosa))である。

 

・用土

 用土は鹿沼土赤玉土ピートモスで十分育つ。用土の栄養価が高いと補注様が不要となり小さく育つため注意が必要だ。